PR

レモンの活用法いろいろ!その驚きの使い方とは!?

料理・スイーツ

お料理にピリッとした酸味を加えてくれるレモン。
味がとても引き締まるので、とても使い勝手のいい食材ですよね。

皆さんはレモンをどんな風に活用されていますか?

まさか、まるごとマルカジリなんて豪快な方はまずいないと思いますが……。
一般的なのは唐揚げやフライなどに搾った汁をかける、お菓子の隠し味にするといった使い方が多いと思います。

でも実は、レモンは思った以上にいろいろな調理方法があるんですね。
ここでは、ちょっと技ありな活用法をいくつかご紹介したいと思います。

■レモンの技あり!な使い方3選

レモンの皮ごと搾り

通常、レモンの汁を搾るときは、横方向に半分に切ったレモンの皮の部分をもって、果肉を搾り器にグリグリと押し付けて果汁を搾りだしますよね。

または、4分の1ほどにカットしたかけらを手で押し潰して、果汁をお料理にかけたりしますね。

酸っぱい味はこの方法で充分味わえますが、できればレモンらしい風味も味わいたいな、と思いませんか?

そんな向きにおススメしたいのが、レモンを皮ごとすりつぶすやり方です。

ユズなどでもおわかりのように、柑橘類は果皮に香り成分が多くあります。

ですので、レモンも皮ごとすりつぶしたほうが、独特のさわやかな香りと一緒に、ほんのりした苦味も楽しめるというわけなんです。

塩レモン

最近話題になり始めている塩レモン。
これは、モロッコに伝わる伝統的な調味料です。
レモンを塩漬けして熟成させたもので、肉料理や鍋料理などに使われます。

保存がききますので、モロッコの家庭では常備されていることが多く、お料理にさわやかな香りやほのかな苦みを与える技あり調味料です。

作り方はカンタンです。

用意するものは、レモン4、5個に塩80グラムほど(レモンの重さの10から20%)。
それと密閉できるガラス瓶。これだけです。

作成手順

  1. ガラス瓶を煮沸消毒しておきます。
  2. レモンを輪切りまたはぶつ切りにします。
  3. 切りおいたレモンと塩を交互に瓶に詰めていきます。
  4. 詰めるときは、空気を抜くようにギュウギュウにしていきます。
  5. 直射日光が当たらない涼しい場所に1~2週間置けば出来上がりです。

注意点として、1日に1回瓶を振り、染み出した汁瓶全体になじませるようにすることが大事です。

レモンの汁がトロリとしできたら完成の合図です。

出来上がった塩レモンは、みじん切りにしたり、潰してペースト状にしたり、そのままの形で肉や魚に添えたりと自由に使えますよ♪

レモン 瓶詰め

さつまいもレモン

甘いサツマイモと酸っぱいレモンを使った、お弁当やおやつに大人気のメニューです。

用意するもの

  • サツマイモ:1本
  • レモン:1個
  • 砂糖・ハチミツ・塩:適宜

作り方

スポンサーリンク
  1. 水洗いしたサツマイモを、輪切りまたは半月切りにしておきます。
  2. レモンの半分は搾って汁にして、残りの半分はスライスにします。
  3. 搾ったレモン汁に砂糖、ハチミツを入れます。
  4. サツマイモを鍋に入れて水を注ぎ、味付けしたレモン汁を加えます。
  5. 最初は強火で、沸騰したら灰汁を取りながら弱火で10分ほど煮ます。
  6. サツマイモが柔らかくなったら、軽く塩をふり、さらに30秒ほど加熱します。
  7. 粗熱を取ったら容器に移し、スライスしたレモンを乗せて、冷蔵庫で冷やしたら出来上がりです。

彩りもいいので、きっとお子さんにも人気だと思いますよ。

 

■レモンの農薬や防カビ剤って実際どうなの?

上でご紹介した調理法は、レモンの皮も一緒に使うものが多かったですよね。
そこで心配になるのが、皮に付いているかもしれない農薬や防カビ剤ではないでしょうか。

国産の完全無農薬なレモンを使うのが一番いいのですが、結構いいお値段もしますし、必ずいつも手に入るとは限りません。
ですので、妥協案として輸入レモンまたは国産レモン(無農薬の表示なし)を使うことになりますが、ここで注意が必要です。

輸入レモンで注意すべきことは?

輸入レモンは船などで長時間運ばれることも多いので、国産レモンよりも強い農薬が使われていることがあります。
これも注意が必要なのですが、もっと注意すべきなのは防カビ剤です。

農薬は皮の表面に付いているので、洗剤などを使えば落とすこともできます。
しかし防カビ剤の場合は、皮のなかまで浸み込んでしまいますので、洗っただけでは落とすことはできません。

できれば輸入レモンの皮は食べないほうがいいのですが、どうしても使いたいというときには、お湯で茹でることで溶かし出すことができます。

皮の部分だけを切り取り、沸騰したお湯で15分ほど茹でることで、8割から9割の防カビ剤を除去することができるようです。

国産レモンで注意すべきことは?

国産レモンでも無農薬と表示されていない場合には、ほぼ農薬が付着しているといわれます。
輸入レモンほど強いものが使われてないとしても、お料理に使うなら、やはり取り除いておきたいですよね。

農薬は、ただ水で洗うだけでは落とすことができません。

ここでは農薬を上手に落とす方法をいくつかご紹介します(ただし、完全に落とせるわけではありません)。

塩で揉む

塩を手に取り、やさしく揉むようにレモンをこすっていきます。
タワシなどを使っても落とすことができます。
そのあと、さっと熱湯に通してから水で洗い流します。

重曹に漬ける

水をたっぷり満たした鍋やボウルに、重曹を大さじ1杯ほど入れます。
そこにレモンを漬け、1分間ほど置いておきます。
最後に水でキレイに洗い流します。

食器用洗剤で洗う

食器用洗剤というと、食材は洗っちゃいけないような気がしますが、実は食材も洗うことができるんです。
洗う用途に野菜などが含まれているのを確認し、また、香りのないものであればなおいいです。
洗剤を付けたスポンジなどで普通にこすり、その後、水でよく洗い流します。

 

このように、完全無農薬ではなくても、ある程度の危険物質は除去することが可能ですので、上手に活用していきたいところです。

>>>関連記事:甘酸っぱさが魅力のレモン―タネからフルーツを育ててみる

スポンサーリンク

コメント