年齢も40代に差し掛かってくると、「若い頃のようにいかないなぁ」なんて思うこともしばしばありますよね。
ある朝起きたら首が、あっ!なんていう経験をされた方も多いかと思います^^;
いわゆる「寝違え」ですね。
なってしまったものは仕方ありませんが、痛みも結構なものですし、日常生活にも差し障りがありますので、早めに対処しておきたいところです。
ここでは、簡単にできる寝違えに効果的なストレッチ方法をご紹介します!
■5分でできる、かんたん寝違えストレッチ5ステップ!
ストレッチを始める前に、まず大事なのは力を抜いてリラックスすることです。
肩に力が入っていたりすると、筋肉がこわばって効果も半減してしまいますので気を付けましょう。
具体的な方法
- 呼吸を止めずに、リラックスして手をダラーっと下げる。
- 首が痛む側の手をゆっくりと後方に、自然に止まるところまで引き上げる。
- 止まったところで、20秒ほど数える。
- 手のひらを上にして、肘を120度に曲げた状態から肩を後方に回す。
- その状態で20秒間キープ。
以上のストレッチを2〜3回ほど繰り返します。
ほんの5分もあればできるストレッチですので、通勤途中や仕事の合間などでもできます。
デスクワークや車の運転などで肩や背中が凝ったときにも応用できますのでオススメですよ!
ぜひ試してみてください!
■寝違え予防ストレッチご紹介!
寝違え対策は何より日頃からの予防が大事です。ここでは普段からできる予防ストレッチをご紹介します。
ストレッチ方法
- あごを上げて上を見上げる。
- あごを下げておへその方を見る。
- 首を傾け右耳を右肩に近づける(無理してくっ付けなくても可)。
- 首を傾け左耳を左肩に近づける。
- 顔を正面に向け、ゆっくりと右へ回す。
- 同じく正面から、ゆっくりと左へ回す。
お風呂上がりなど、身体が暖まっているときは特に効果的です。
また仕事の合間に行えば、いい気分転換になるでしょう。
ただし、無理な動きは禁物です。
痛くない範囲でゆっくりとストレッチしましょうね。
■寝違えはなぜ起こる?その原因とは
寝違えが起きる正確な原因は、実際のところよくわかっていません。
一般的には、睡眠時の不自然な姿勢により首に負担がかかり、その結果、首の筋肉に炎症が起きた結果だと考えられています。
ソファーに横になってうたた寝したら寝違えてしまった!という経験がある方も多いのではないでしょうか?
このように、寝違えは睡眠時に引き起こされることが多いです。
寝違えの原因としてよくあるものを挙げてみます。
寝相の悪さ
寝ているときの寝相は、自分ではなかなか意識できないことがほとんどですが、よく寝違えを起こすという方は、睡眠時の寝相を一度チェックしてみる必要があります。
睡眠時の姿勢によって、首に無理な力がかかっていることがよくあるからです。
一緒に寝ている家族にチェックしてもらったり、一人暮らしをしている方はビデオに撮るなどして確認してみるといいでしょう。
また、お酒を飲んで泥酔しているときなども、意識せずおかしな格好で寝ていることが多いので、心当たりのある方は注意が必要です。
枕が合っていない
枕が変わるとよく眠れない、という人がいますよね。
これは、普段自分が心地良いと感じる睡眠時の姿勢が変わることによって、不快さを感じることも原因のひとつと思われます。
それはとりもなおさず、首に無理な力がかかっている証拠ともいえます。
枕が変わったことが原因で寝違えを頻繁に起こすようなら、思い切って専門家に相談してみると、解決の切っ掛けにつながることがあります。
最近では、寝具メーカーがそれぞれの人に最適な枕を選んでくれるサービスをしていたりしますので、ショールームなどに足を運んでみるといいと思います。
■おわりに
いかがでしたでしょうか?
ここまで、寝違えを起こした場合のストレッチ方法から予防ストレッチ、寝違えでよくある原因などをご紹介してみました。
ここではストレッチに関してご紹介してきましたが、他にも湿布を貼ったり、温かいタオルを使ったりする対処方法もあります。
ただ、もしこれらの方法でもかんばしい効果が得られない場合や、首の痛みが長く続くような場合には、単なる寝違え以外の原因も考えられますので、そのような時には迷わず専門医にご相談されることをオススメします。
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